フィリピン公共事業道路省ダバオ地方(以下DPWH-Davao)の広報官ディーン・オルティス氏は、トンネルを含むダバオ市バイパス建設プロジェクトの道路工事がすでに56.48%完了したと発表した。
また、オルティス氏は、マティーナ橋1が35%、マティーナ橋2が39.89%完了していると報告した。マティナ橋2はダバオ地方で6番目の橋となる予定だ。
さらに、高架道路や歩行者用の歩道橋は51%完了しており、地下を通るトンネル状の道路や通路は57.02%完了している。 一方で、トンネルの進捗率は70.41%に達しており、南側入口の掘削はあと残り420メートル、北側入口は199メートルを掘削すれば両方のトンネルが接続されるとのことだ。
このプロジェクトは2020年に開始し、2027年に完成を目指している。 DPWH-Davaoは、プロジェクトに必要な土地を取得する際のトラブルや手続きの遅れや予測不可能な天候が計画の遅れの原因となっていると強調したが、プロジェクトの進行を大幅に妨げるような重大な課題には直面していないとも述べた。
プロジェクトに必要な土地を取得する際のトラブルや手続きの遅れの問題に関しては、一部の土地買収がまだ交渉中であるという。
このプロジェクトの総費用は708億1千万ペソで、ダバオ市のトリルからパナボ市のJ.P.ローレルまで全長45.5キロメートルに及ぶバイパス道路となる予定だ。このプロジェクトの目玉となるのは、全長2.3キロメートルのツイントンネルで、完成すればフィリピン最長となる見込みである。
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