エネルギー省(以下DOE)は、現在ダバオ地方のエネルギー供給は十分だが、地域経済の成長が続く中、将来的には供給が追いつかなくなる可能性があると予測している。 DOEの主任科学研究スペシャリストであるマーク・マロラノ技師は、経済成長や進行中のインフラプロジェクトが、エネルギー容量の増加を必要としていると指摘した。
2023年から2032年までのダバオ地方の配電開発計画によると、エネルギー需要は安定的に増加すると予測されている。2023年の需要は716.84メガワット(MW)だったが、2032年には1,056.78 MWに達すると予測されている。
一方で、供給量は2023年の666.42 MWから2032年には576.78 MWに減少するとされている。 「2032年までにその需要に対応する必要がありますが、現時点でダバオ地域の供給は必要な量の半分にすぎません。576 MWのうち、202 MWが契約済みですが、残りは未契約のままであり、配電チームがそのギャップを埋める必要があります」とマロラノ技師は語った。
一方で、ダバオ地方だけでなくミンダナオ全体でも急速な発展により、エネルギー供給が不足すると予想されており、この問題に対応するため、DOEは新しい発電所の設立を支援するために、フィリピン全土の電力プロジェクトを綿密に監視している。
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