ダバオ市を拠点とする環境団体が、ウォーターシェッド管理評議会(以下WMC)の承認なしに運営されているとされるリゾートについて懸念を表明した。
持続可能な開発介入インターフェース(以下Idis)の知識管理担当者であるイベット・バラヨン=マヒナイ氏は、バギオ地区タンボボン村にあるソブソブ療法温泉リゾートが、2024年初めにWMCの許可を拒否されたにもかかわらず、ひそかに営業していると報告した。
マヒナイ氏によると、このリゾートのWMC承認申請は、パニガン・タムガン流域の重要なウォーターシェッドゾーン内にあり、廃水を排出していることが発覚したため、却下されたとのことだ。 このように許可が拒否された後に閉鎖されたものの、最近のSNSの投稿からリゾートがまだ営業していることが示唆されている。 マヒナイ氏は「彼らは許可が拒否され、許可を与えられなかったため、運営を続けるべきではありません。最近トレンドになっている投稿のコメントを通じてまだ営業していることを確認しました」と述べた。
Idisは2024年5月20日にテムジン “テック” オカンポ議員とパニガン・タムガン流域保護に関する条例について対話を行った。彼らはこの条例が現在第3委員会で審議されており、これによって許可なしの活動を規制し、流域を保護し、ダバオ市民の健康を守ることを望んでいる。 廃水を流して環境汚染に関与しているとしたら、ただちに営業をやめさせなければならないだろう。許可が否定されても運営を続けていられるのは利用者が依然としているからであり、営業を規制するためには利用者側への情報拡散が必要となるだろう。
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