ダバオ地方公共事業道路省(以下DPWH11)は、ダバオ市沿岸道路(コースタルロード)沿いの照明の一部が電線の盗難により機能していないことを確認した。DPWH11のディーン・オルティス氏は、問題や懸念点は、設置された街灯の半分が盗電のために稼動していないことであり、建設プロジェクトが始まって以来、この問題に悩まされていると語った。
窃盗団が頻繁にケーブルを狙い、それをジャンク屋に売るため、なかなか解決しない再発する問題となっている。オルティス氏は犯人の手口について詳しく説明した。犯人は街灯の支柱に手を加え、通常100メートルほどのケーブルを抜き取る。このような事件は、バゴ、タロモ、エコランドの警察署で記録されている。
タロモ-マティナ橋の堤防など一部の区間は機能しているが、街灯の大部分は影響を受けている。全ての街灯が照らされていることを夜に確認しても、次の日には全てのケーブルが切られ盗まれていることも頻繁にあるという。
さらに、DPWH11はすでにコースタルロード13キロの全区間に街灯を設置しているが、まだ調整が必要な区間もあると述べた。まだ新しい道路であり、かつ海沿いの美しい道路であるため、注目度も高く人も集まる。街灯がなければ事故を招く恐れもあるために、道路としての最低限の秩序が守られるよう対策を徹底するべきだ。
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