【News】ダバオ市沿岸道路、都市交通管理局が一部車両の交通を規制

ダバオ市沿岸道路

都市交通管理局(以下CTTMO)のディオニシオ・アブデ大佐は7月15日、新しく開通したダバオ市沿岸道路の8キロメートルの区間を、19日から通行できなくなる車両があることを明らかにした。

アブデ氏はダバオ市災害ラジオ(DCDR)の取材で、この規制はスムーズな交通の流れを確保するため、沿岸道路を通る車の台数をコントロールするためのものだと語った。「沿岸道路を通過する車両の増加が予想されている。全ての車両がそちらに流れないよう、規制する必要がある。(そうでなければ、)マッカーサー・ハイウェイ沿いの交通渋滞を緩和するどころか、新たな問題を引き起こすだけになってしなうかもしれない」とのことだ。

15日にCTTMOから発表された勧告によると、重量4.5トン以上のトラック、バス・ジプニー・L-300バンなどの公共交通機関の車両、三輪車、トライシクル、及び水産物やその他の生鮮品を運搬するよう、トラック通行禁止の対象となる全ての車両は、19日以降通行を禁止される。

一方で、通行を許可されるのは、6輪自動車など重量4.5トン未満の車両(バン、軽貨物トラック、軽ダンプトラック、食肉配送トラックを含むが、これに限らない)、政府所有または公共事業道路省(DPWH)から事業を請け負う民間企業のトラック、ドゥマラグ地区に集積所を持つ政府所有または政府契約のゴミ収集車、消防車、政府所有または民間のレッカー車や緊急事態に対応する民間の小型トラック、銀行や金融機関の装甲車である。

同氏によると、交通の妨げにならないよう、沿岸道路での停車は控えるようにとのこと。この道路を監視するため、機動部隊を含む約28名の交通取締官が配置されているという。

先日このダバオ市沿岸道路を通った際、朝の忙しい時間帯にもかかわらず、交通の流れはかなりスムーズだった。既存の道路と棲み分けをすることにより、この道路がより効率的に交通渋滞を解消してくれるだろう。

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