ダバオ市の民族や、スペインや日本、アメリカの統治時代を比較する展示品が50品展示されているダバオ市国立博物館(Museo Dabawenyo)は、営業を再開したことを発表した。これまでダバオ市は、新型コロナウイルスの感染リスクが高い状況が続いていたが、警戒レベル1に落ち着き、現在「ニューノーマル」での生活が始まっている。
同博物館のWinnie Rose Galay-Bulig館長は、営業再開した3月14日に、12名の来場者が居たと明らかにした。また、すでに予約の受付も開始しているという。Bulig館長は、これからさらに多くの来場者が来るものと考えており、「ニューノーマルに移行したため、人々もこの生活スタイルに移行しようとしています。予約も入ってきているので、今後ますます来場者は増えてくると考えています」と語った。
ダバオ市国立博物館は、月曜日~土曜日、午前8時半~5時間まで開館している。スペースが限られており、感染対策のため10人しか入れない。また、マスク着用、飲食物の持ち込みが禁止されている。団体客については、少なくとも1か月前の予約が望ましいとのことだ。
現在、同博物館はPeople’s Park内に新しい建物を建設しているところで、早ければ2022年の終わりから2023年の初めごろにオープンする予定だという。また、同博物館では、新型コロナウイルスの感染拡大以降、オンラインツアーもおこなっている(bit.ly/2Q0vC92)。