コロナ禍に入ってからできていないもののひとつに「スポーツ」が挙げられる。バスケットボールやサッカー、バレーボールなど、誰もが好きなスポーツは感染拡大への懸念からできなくなっていた。しかし、感染が落ち着き始めたこの頃になり、ガイドライン策定のための話し合いがもたれていることが明らかになった。
11月18日木曜日、ダバオ市災害ラジオに出演したダバオ市スポーツ課長のMikey Aportadera氏は、ダバオ市内の保健関係の専門家と話し合いをおこなっており、身体接触をともなうスポーツが新型コロナウイルスの感染拡大の要因にならないようにするため、新しいガイドラインを作っていると明らかにした。現在作っているガイドラインは、近日中に発表になる見込みだ。
Aportadera課長は、「スポーツをする場所が制限された状態で使われることができるか相談をしています。例えば、行政と施設を提供するところが協力し、ダバオ市で感染者数が増えることがないようにするイベントを運営していくことが挙げられます」と語った。
11月11日に国全体に出された新型コロナウイルスの警戒レベルの仕組み導入のガイドラインによると、「試合などの地方自治体が許可した身体接触をともなうスポーツ」が許可されている。しかしながら、「地方自治体が許可した」という文言のとおり、このようなスポーツがすぐに解禁されるというわけではない。
Aportadera課長は、「場所を開放するより先に全員の安全のほうを優先するのが最適でしょう。皆さんがどれだけバスケやバレーボール、サッカーをしたいと思っているかは承知していますが、皆さんの安全を約束することはできません。現在話し合いをもっているので、ガイドラインができるのを待ってほしいです。来週にはダバオ市に合ったガイドラインをお見せできると思います」と語った。
感染者減とともに、確実に制限もなくなっている。このまま感染者の減少が続き、コロナ禍以前の活気が戻ってきてほしいと思う。