ダバオ市長のサラ・ドゥテルテ=カルピオ氏は、先住民族も気軽に祝祭に参加できるよう、ルマド族向けのクリスマス祭「Pasko Fiesta for Lumad」を10箇所の遠隔地で開催することを企画していると発表した。
ルマド族向けのクリスマス祭はダバオ市社会サービス開発局(City Social Services and Development Office)が担当する予定だ。前回の祝祭では7箇所の遠隔地で開かれたが、今年はさらに3箇所を追加すると説明している。
サラ市長はまた、ダバオ市の市外に住んでいる先住民たちの受け入れも配慮すると述べ、市内のクリスマス祭に参加するために訪れたルマド族の宿泊先の手配も行うとのこと。さらに祝祭の終了後、ルマド族に対して家に持ち帰るお土産用のギフトも贈るそうだ。
Pasko Fiesta for Lumadは、12月1日から16日にかけて開催される予定だ。ダバオ市を訪問したルマド族は市内で到着の手続きを行い、彼らの宿泊に関しては、市政府が対応することになっている。