ダバオ市の「マラゴスチョコレート(Malagos Chocolate)」社は、2020年世界ドリンキングチョコレート品評会(the 2020 World Drinking Chocolate Competition)において金賞を4つ、銅賞を1つ獲得した。またひとつ、ダバオ市のチョコレートが世界に認められることになった。
マラゴスチョコレートが金賞を獲得したのは100%プレミアム無加糖の水で溶かしたドリンキングチョコレート部門、原産国部門、チョコレート生産企業部門、および直接貿易部門であった。また、銅賞を獲得したのは、ミルクで溶かしたドリンキングチョコレート部門であった。今回の品評会はドイツのChocolats-de-luxeによってオンラインで開催された。今回の品評会では、ほかにフランスやペルーの企業が入賞している。
同社のRex Victor P. Puentespina氏は今回の要因について、「無加糖でもこれほど甘いチョコレートが作れるのは、すべての製造工程において企業努力をしているからだ」と語った。さらに同社は、カカオ栽培やチョコレート製造における未知なる挑戦をしてきたことが評価された、カカオ産業で奮闘するフィリピンの農家が精一杯働いていることが理解されたと付け加えた。
同社がこの品評会で表彰されるのは、2015年以来2度目になる。さらに同社は、ほかの品評会でも入賞している(詳細は以下のリンクを参照のこと)。ダバオの美味しいチョコレート、読者の皆さんも食べてみたくなったのではないだろうか?