【News】カカオ都市宣言、今度は「法案」として提出される

ダバオ地方のカカオを使ったチョコレートは、近年数々の品評会で高く評価されている。そして、ダバオ市は先日「カカオ都市」宣言をしたところだが、この度この宣言が「法案」として提出されたという。法案として採択されると、どのようなメリットがあるのだろうか?

ダバオ市副議長であり、abono党の党首であるコンラド・エステラⅢ氏は、法案No.7460を提出した。これは、ダバオ市が高品質のカカオを生産し、世界からも 高品質と認識されるチョコレートを生産していることを周知するためのものだという。これまでに、ダバオ地方産のチョコレートは、数ある世界の品評会で高く評価されてきた。さらに、国内のカカオ生産において、ダバオ地方(ダバオ市、ダバオデルノーテ州、ダバオデルサル 州 、ダバオオリエンタル 州 、コンポステラバレー 州 )の生産量は、国全体の81%を占めている。具体的な数字を示すと、国内生産量約6,262トンのうち、約5,073トンを占めているという。さらに、エステラ氏によると、アメリカの農業省は2020年までにカカオの世界需要が470~500万トンに達すると予測しているという。

エステラ氏は、「この法案が採択されると、カカオの貿易がより盛んになり、国内の雇用を増やしたり、人々の収入をあげることにつながる。そして、ダバオ地方の人々の生活が豊かになることにつながることが期待される」と語っている。さらに、提出されている法案によると、農業省(Department of Agriculture:DA)および貿易産業省(Department of Trade and Industry :DTI)が複数のプログラムを行うことを計画しているという。その中には、経済、技術、訓練、マーケットなどの面から、カカオ農家やチョコレートの生産を行なう事業者を支援していくと記載されている。

コロナ禍において、失業する人も増えているため、この法案の可決は明るいニュースになるに違いない。この法案が可決され、ダバオ地方のカカオ産業がさらに賑わうことを期待したい。