ダバオ市のドン・マヌエル・グティエレス小学校で教師を務めるヴァネッサ氏は、母国語であるビサヤ語で生徒たちに教えている。 彼女によると、生徒たちはタガログ語や英語を使うときよりもビサヤ語で教える時に彼女の授業をよく理解するそうだ。
彼女は、「幼稚園から3年生までの教育において母国語を教授言語として使用することを中止する法律」について複雑な見解を持っていることを明らかにした。 しかし彼女は、もしこの法律が施行されればそれを受け入れるだろうが、間違いなく子供達に大きな影響を与えうるだろうと付け加えた。
一方、教師のエマルズ・サニエル氏は、中央事務所が、ビサヤ語で書かれている教材やガイドのリソースを提供して、新しい指導方法に適応するのに苦労しなくて済む限り、この法律に賛成だと述べている。
親たちもこの新しい法律に対して複雑な反応を示している。小学生の母親であるマージー・ウンガブ氏は、家庭では常に母国語が使われているため、学校での指導手段としての母国語の使用をやめることに賛成だと語った。
一方で、日常生活で使用しているビサヤ語を用いる方が子供達にとって理解しやすい為、法律に対して反対を示す親もいる。 学校での使用言語は子供達の言語能力に大きな影響を与えうる。慎重に規則を制定する必要がある。
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