ダバオ市の11の民族言語部族の副市長らは、第39回カダヤワン祭りを前に、部族衣装を使用する際には、必ず部族の長老に相談し、調整を行うよう再度呼びかけている。
バンサ・イラヌンの副市長であるパミキレン・ラティプ・アランパク Jr.氏は、先住民族(以下IP)およびモロ族のさまざまな衣装の適切な使用の重要性を強調した。また、民族グループが伝統的な衣装に関して持つ文化的および伝統的な慣習を知り、衣装を正しく着用することが重要であると述べた。
アランパク氏は、非ムスリムがムスリムの伝統衣装を着用しながら祈りの際に十字を切ったり、足を見せたりする状況を挙げた。これらの行為は彼らの服装慣習に反するという。
2018年に、市はパレードや他の公的活動を含むイベントでの部族衣装の適切な使用について、事前に部族長老による相談と指導を義務付ける条例を可決している。第39回カダヤワン祭りで部族の衣装を着たいと考えるダバオ市民や観光客は、衣装の適切な使用に関する慣習や伝統に注意を払い、関係者と相談することが強く推奨されている。
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