ダバオ市の幹線道路沿いで物乞い行為が見られることを受けて、第3区選出のウィルベルト・アルアグ議員は、物乞い防止法の施行に向けた取り組みを強化すると発表した。
2024年7月2日でアルアグ氏は、多くの物乞いは地元の人ではなく、近隣の都市や州からやってくるのだと指摘した。 ダバオの人々は市社会福祉開発事務所(以下CSWDO)の監視のおかげで、路上で物乞いをする姿を見かけなくなった。もしも見つかった場合は、援助のために、センターに連れて行くという。
アル・アグ氏は、道路上に残っている物乞いをする人々の中には、スタクルーズ出身者やダバオデルスル州出身者もいると表明した。一方、CSWDOは、2024年6月27日に情報キャンペーンを実施した。
彼らは、チラシを配布し、物乞いに施しを与えないよう強調した。このステッカーは、トリルA地区全域の施設やジプニーに貼られるという。 この活動は、公共の場における托鉢者の存在を減らすことを目的とした大統領令1563号を支持するものである。CSWDOはまた、物乞いをする人々とその家族の自立を支援するプログラムも実施している。
ダバオの街中で(特に歩道橋や人が多く出入りする建物付近)、カップを持ってお金を求めてくる人や、ナイトマーケット、公設市場、祭りなどで物乞いをする人を見かける。物乞いを防止するためには、困窮した人々の支援体制を整えて行かなければ根本は解決されないだろう。
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