【News】フィリピン大統領、ミンダナオ鉄道プロジェクトの後押しと期待を表明

道路

フェルディナンド ・マルコス・ジュニア大統領は、タグムからダバオ、そしてディゴスへの移動時間を約1時間短縮すると予測されているミンダナオ鉄道プロジェクト(以下MRP)フェーズ1の完成を強く望んでいる。 ダバオ・デル・ノルテ州タグム市を訪問した際のメッセージの中で、マルコス大統領は、現政権が完成に向けて取り組んでいる他の大口インフラの中で、この鉄道プロジェクトに言及した。

彼はダバウェンヨ(ダバオ市民)に対し、マワブ-マラグサン-カラガ道路、カルメン-タグム市沿岸道路、タグム市バイパス道路の完成に尽力するよう促した。 6月6日にタグムを訪問した際は、「このプロジェクトが成功すれば、フィリピン国民に大きな利益をもたらすだろう」と述べた。

一方、運輸省(以下DOTr)のハイメ・バウティスタ長官によると、DOTrはMRPの「実現可能性調査を検討中」であり、タグム、カルメン、パナボ、ダバオ市バランガイ・ムディアン、ダバオ市ダバオ・ターミナル、ダバオ市トリル、ダバオ・デル・スール州スタ・クルス、ディゴスの8駅を結ぶ100.2キロの鉄道を走らせるとしている。

バウティスタ長官は、「交通システムに関しては、ダバオでもミンダナオでも最良のものを導入した方が良い。ミンダナオ鉄道に関する国土交通省の以前の計画は、モーター駆動の列車を使用するものだった。私たちが望んでいるのは、それを電動化することだ。新しい交通システムを導入したいのだから、ダバオとミンダナオにとって最善のものを導入したほうがいい」と述べた。

公共交通機関の少なさと交通渋滞はダバオの大きな問題の1つである。鉄道が出来たらかなり改善されるだろうが、実現される日はいつになるのだろうか。

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