ダバオ市のセバスチャン・ドゥテルテ市長は、フェルディナンド・マルコスJr.大統領の現政権との対立が続いているにもかかわらず、職務停止処分の可能性について心配していない。
ハリー・ロケ元大統領報道官がSMNIニュースの番組で明かした市長の停職処分に関する噂が飛び交っている。ロケ氏は、セバスチャン・ドゥテルテ市長は現政権が画策した停職処分の次のターゲットだと主張した。そのようなシナリオを想定して、市長は次の候補であるJ.メルチョール・キテイン・ジュニア副市長への信頼を表明した。 現政権との緊張関係を認めながらも、ドゥテルテは正式な停職命令や連絡は受けていないと明言した。
このような政治的な摩擦があるにもかかわらず、市長は政府職員に対し、職務に集中するよう促した。 「私は、皆さんに自分の職務に全うしてほしい。私が停職になるかもしれないからといって、あなた方が行動を変えたりする必要はない。私がもしも停職になった場合は、その状況を利用して混乱を引き起こす者がいるかもしれないので、それを避けるために秩序のある状況を維持できるようにしなければならない」と語った。
セバスチャン・ドゥテルテ市長の言うように、もしも停職処分が実施された場合は、少なからず混乱が生じるだろう。今後の動向に注目だ。
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