【News】爆破事件が発生したミンダナオ州立大学マラウィ校で12月11日から授業が再開

コタバト市

12月3日に爆破事件が起きた、ミンダナオ州立大学マラウィ校(以下MSU)は、2023年12月11日から授業再開を発表した。フィリピン国軍、フィリピン国家警察、ラナオデルスル州マラウィ市地方自治体、大学関係者の協力のもと、授業は再開される。また大学は、メンタルヘルスや心理社会的支援サービスを含め、安全や学習環境のための包括的な対策を地域社会に保証する。

ラナオデルスル州政府は、カガヤンデオロ市、パガディアン市、マラバン市をピックアップポイントとして、無料送迎サービスを提供する。警備員、軍、警察、平和維持軍は、定期的にK-9による捜索を行い、キャンパスの安全を確保する。大学は、キャンパス内の7つのバランガイのバランガイ平和維持チームと連携する。

MSUの卒業生であるコリーン・オーストリア氏は、大学敷地内への出入りが自由であるため、学生と住民の区別が難しいことを踏まえ、学生の安全と安心を確保することの重要性を強調した。また「爆破事件からわずか1週間後に授業を再開するというのは、あまりにも無神経で立ち直るための十分な時間を学生に与えていない」と述べた。

MSUの学生たちは、「マラウィの包囲や戦争に比べれば、この事件は小さいように思えるかもしれないが、傷はまだいえていない」と発言している。MSUのインシデント・コマンド・センターによると、正式に登録された14,855人の学生のうち、約1,948人が爆破事件後、ラナオデルスル州を除く各州に戻った。学生や被害者のケアを最優先にするべきである。

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