第20回ダバオ市議会は11月21日「改正ダバオ市閉回路テレビ(以下CCTV)条例」を第3回最終読会で承認した。CCTVとは監視カメラや防犯カメラを指す。このCCTV条例は、ダバオの平和と安全を守るためのもので、市民に負担を強いるものではない。チェーン・レストラン、ホテル、コンドミニアムなどの大規模設備をはじめ、サリサリストア、カフェ、カリンデリアなどの零細・中小企業(MSME)に負担にならない程度に設置を求める。
条例の第13条では、これに従わない場合、その施設の営業許可証の不交付、停止、取り消しが行われるとしている。また、CCTVを改ざんしたり、改ざんしたコピーを渡した場合は、5,000ペソの手数料と1年以下の懲役を支払わなければならない。その他、条例に基づくすべての場合、および以後同じ犯罪を犯すごとに3,000ペソの罰金が求められる。
同条例に基づき、CCTVカメラは死角のない安全な場所、出入り口や取引場所を最大限カバーできる場所に設置されなければならない。CCTV条例の目的は犯罪を減らすことであり、同時に犯罪を未然に防ぐことである。さらに現在進行中の捜査に役立つために、設置範囲を拡大することが求められる。
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