6月12日は独立記念日として、フィリピンでは祝日とされている。2023年のこの日、ダバオ地方での第125回独立記念日の記念式典は平和裡に執り行われた。
フィリピン国家警察ダバオ地方支部の長であるAlden Delvo准将は、自らが主賓と講演を務めたリサール公園での式典の後、記者の取材に語った。同氏によると、警察は、さまざまな自治体による一斉の祝賀行事において、重大な事件の発生は見られていないとのことだ。小規模な抗議集会は行われたものの、人々が街頭で不満を訴えることは違法ではないため、警察は最大限の寛容さを示したという。
式典では、J Melchor Quitainダバオ市長代理の司会で、12日の朝、リサール公園にて、政府関係者、法執行機関、治安部隊が出席し、旗揚げ式と花座贈呈が行われた。
フィリピンという国にとって最も大切な日の1つである独立記念日。過去にはマラウィでの戦闘の被害者のためにチャリティコンサートを開催したり、軍のショーケースがモールで開催されたりもした。フィリピンと関わる我々も、この日の重要性を確と心に留めたい。