【News】フィリピン漁業水産資源局、漁民や先住民の子供たちへの奨学金を提供

ウラワビーチ

フィリピン漁業水産資源局ダバオ地方事務所(以下BFAR-Davao)は、漁民や先住民族の子供たちのための奨学金プログラムを提供している。 地域漁業奨学金プログラムの担当者であるレイサ・D・タラゾナ氏は、該当する学生に応募を促した。

「このプログラムは、漁業学士を追求したいと考えている優秀な学生の皆さんに経済的支援を提供します」と彼女は述べた。 この奨学金プログラムには、26の受け入れ枠があり、20は漁民の子供たちのため、3は漁業産業リーダー奨学金のため、そして3は先住文化コミュニティのためである。この事務所は2023年には募集がなかったため、今年は新しい奨学生を歓迎しているそうだ。

また、 奨学金は、漁業学士の学生の授業料、その他諸々の学費も含まれている。奨学生は、月々の奨学金として5,000ペソ、学期ごとの書籍手当として2,000ペソ、オン・ザ・ジョブ・トレーニング(OJT)支援として3,000ペソ、研究/論文/特別プログラム支援として7,000ペソ、卒業支援として1,500ペソを受け取ることが出来る。 さらに、優れた学業成績を収めた奨学生には、現金報奨が授与される。国家試験の上位合格者にも現金提供があり、トップ1には約50,000ペソ、トップ2から10には20,000ペソが贈られるという。

このように、ココナッツ農家の子供を対象とした奨学金といい、ダバオには地方の特徴に合わせた学生の支援制度が豊富にある。より多くの子供達が学びの機会を得られることを願う。

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