統合ジェンダー開発部(以下IGDD)は、都市部から離れた地域での性搾取、虐待、差別に対する保護(以下PSEAD)プログラムの成功を表明した。
IGDDの責任者であるロルナ・マンディン氏は、PSEADプログラムがバギオ、トゥグボク、マリログ地区などの学校で大きな進展を遂げていると述べた。 遠隔地のバランガイや学校でのモジュールの展開により、虐待や性暴力について知る機会が増えた。さまざまな講義によって、現在多くの子供たちが、虐待や暴力的な行動を認知できるようになったという。 また、学校の職員等は、数学、経済、科学などの授業にも性暴力、搾取、差別の概念を取り入れるように訓練されている。 私立学校はこれらのプログラムが義務付けられているわけではないが、カリキュラムに統合するよう奨励されている。
これらプログラムの取り組みは、フィリピン女性委員会(PCW)からフィリピンのジェンダーおよび発展した地域学習として賞賛された。すでにいくつかの地方政府がIGDDのプログラムを地域のモデルとして採用している。これらプロジェクトを継続し、地方に住む子供たちと関わり続けていくことが必要だ。
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