【News】サマル島アイランドガーデン市 (IGACOS)市長がジェンダー問題に関してコメントを出す

5月13日の記事でお伝えしたトランスジェンダーの女性とリゾートとのトラブルに関して進展があった。

サマル島アイランドガーデン市 (Igacos)のAl David Uy市長はコメントを発表し、LGBTQの人たちのための個別トイレといった追加の設備を用意するよう、観光施設に要請したことを明らかにした。5月13日の記事でお伝えしたトランスジェンダーの女性とリゾートとのトラブルに関して進展があった。サマル島アイランドガーデン市 (Igacos)のAl David Uy市長はコメントを発表し、LGBTQの人たちのための個別トイレといった追加の設備を用意するよう、観光施設に要請したことを明らかにした。

一連の騒動に関して、ダバオ市の災害ラジオに出演したUy市長は、リゾート側の方針を尊重した上で、トランスジェンダーの人たちへトイレを設置するよう要請したという。そして、「リゾート側に要請しましたが、多分トランスジェンダーの方々へ施設を用意できるでしょう。私も後押しするようにしますが、ひとつもそのような施設がない場合は、出来るだけ早くどんな人にも対応できるようにしなければなりません」と語った。

これに続けて、Uy市長は、「今日、差別というものは良いものではなくなっています。差別があるから長い間問題になっていて、今回争いが生まれました。私たちは21世紀に生きる者です、過去に生きているわけじゃない。だからこそ、このようなことが起こってほしくはないのです。変わる必要があるのです」と語った。また、Igacos市では新しく市役所庁舎を開館するが、ここにもLGBTQの方々のためにトイレを個別に設ける計画をしていると明らかにした。Uy市長は、言葉にするだけでなく、きちんと行動で示した。

また、今回の事件については、インターネットで悲しい言葉が驚くほど早く広がったので、私たちに出来ることは何もなかったと述べた。そして、観光を担当するthe City Investment and Tourism Officeは両者に話を聞いたところ、最初はホテルのオーナーもトランスジェンダーの女性も個別に市役所で話したいと申し出ていたが、まずは頭を冷やして落ち着きたいと話があったことも明らかにした。

また、市役所では、市のプログラムとしてジェンダーへの配慮を高めるためのプログラムを開始することも明らかにされた。また、このプログラムは観光施設に留まらず、レストランや交通機関、店舗の従業員も対象にするという。

リゾートの対応とFacebook投稿から発生した今回の事件は、依然として性差別が残っていることを思い知らされると同時に、これまでのあり方について考えさせられるきっかけになっている。