2024年4月16日第20回ダバオ市議会は、ダバオ市の「改訂版包括的なダバオ市禁煙条例」を可決した。 新しく承認された条例の目的は、未成年者をタバコの使用から保護することだ。
この条例により、公共の場、政府所有の車両、宿泊施設、エンターテイメント施設などでの喫煙が禁止される。具体的には、学校、公共の遊び場、または未成年者がよく集まる場所から100メートル以内での喫煙が禁止される。 また、未成年者は指定の喫煙/ベイピングエリア(DSVA)に入ることは禁止されている。 タバコ製品を販売する施設は、「未成年者は厳格な禁煙」と書かれたサインを目立つ場所に掲示しなければならず、その文字の高さは少なくとも3インチでなければならない。 関連するエリアには、「学校/遊び場/未成年者の施設の周囲のどの地点からも100メートル以内での喫煙/ベイピング、タバコ製品、電子デバイスシステム、シーシャ、ベイプなどの販売、広告、または宣伝は禁止されています」というメッセージが記載されたサインが掲示される。
さらに、公共の車両(ジープニー、タクシー、バン、バスなど)には、「禁煙/ベイピング」のサインが表示しなければならない。
タバコ、タバコ製品、ベイプの販売業者は、未成年者にこれらを販売することが禁止されており、購入者の年齢を確認するために、身分証明書の提示をを要求することができる。 もしも提示できない場合は、市社会福祉開発事務所(CSWDO)に紹介される。 違反者は、罰金として1,000ペソから5,000ペソまでの罰金を科され、違反の回数に応じて100ペソの追加料金がかかる。 ダバオ市政府は、この条例の資金を確保するために約5,000,000ペソを割り当てるそうだ。 若い時期から喫煙にさらされた子供たちと、未成年者の薬物使用との関連性が示唆されており、できる限り子供たちをタバコから遠ざける必要があるのだ。
子供たちが喫煙をするかどうかは、大人たちが作る環境に委ねられている。喫煙者は喫煙エリアを守る、販売者は身分証明書を確認する、など今回改正された条例に従って責任を持って行動しなければならない。
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