電力会社ダバオ・ライト・アンド・パワーの支援によるベーカリー事業や洋裁・裁縫サービスのための設備や備品の形で受けた生活援助は、ダバオ市トゥグボク地区の、障害のある人々のグループSAKADABが貧困から抜け出すのに役立った。これらの支援が評価され、ダバオ・ライトは第6回 ASEAN 農村開発と貧困撲滅リーダーシップ賞 (RDPELA) でフィリピン民間部門賞を受賞した。
ダバオライトは2012 年から SAKADAB を支援してきた。彼らは障害のある人々に生計を立てるための訓練を行い、ペストリーやパンのビジネスを始めることができる製パン器具や工芸品事業の一部となるミシンを送った。そのうち複数のメンバーは国家能力評価に合格し、技術教育技能開発庁(TESDA)から洋裁の国家資格を取得した。
ダバオ・ライトの社長兼最高執行責任者のロジャー・S・ベラスコ氏は、「ダバオ地域の貧困率は2021年でも11.9%と依然として非常に高いため、私たちはパートナーとの企業の社会的責任への取り組みを通じて、この数字を下げることに相応の貢献をしたい」と述べている。
最近では、ダバオ市トゥグボク地区にある施設が贈られ、より良い照明、換気システム、製品マーケティング用の追加の事務機器が完備されたもとで 協同組合の手工芸品や縫製事業の作業場および生産場所として機能している。ダバオ・ライトの支援方法は彼らが自分自身で生きていく方法を培うものであり、今後も続けていくべきものである。
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