【News】身体障害者向けオンライン専門学校、人々の就職を後押し

ダバオ市にあるオンライン専門学校「バーチャラハン(Virtualahan)」は、身体障害や精神障害、社会的心理障害のある人々に対して、デジタル技術および仕事を提供している。

スルタン・クダラット出身のライアン・ヘルサヴァ氏によって設立された「バーチャラハン」とは、「バーチャル(Virtual)」と「エスクウェラハン(Eskwelahan: 学校)」という言葉を掛け合わせた造語で「バーチャルな学校」という意味を持っている。

元々農家の家庭で育ったヘルサヴァ氏は、私立医学専門学校で勉強していたが、16歳の時に不治の病を患った。大学を卒業後、医療技術試験に合格し、医学の道を進むことを決心し海外にでようと思ったものの病気を理由に断念した。

そして同氏は、病気によって周りからの差別に合い、オンラインでの仕事を開始することとなった。そこでオンラインでの仕事が、障害や病気のある人に役立つことに気づき、「バーチャラハン」の設立に至った。

「バーチャラハン」で提供している6週間のプログラムでは、デジタル・マーケティング、コンテンツ管理などのオンライントレーニングを受ける。同校でプログラムを修了した人々は現在、個人のオンラインビジネスを開業したり、Upworkやonlinejobs.phなどの企業で働いている。現在「バーチャラハン」はAccenture等のアウトソーシング会社と提携を結び、障害のある人々のためにデジタルトレーニングも実施しており、プログラム修了者の就職率は74%となっている。