東ミンダナオ大統領補佐官事務所は、サマル島とダバオ市の連結橋(以下SIDC)の建設が中止されるという噂があるにもかかわらず、それを推進することを保証した。ミンダナオ島におけるこの重要なプロジェクトを中止するような指示は公共事業道路省(以下DPWH)から出ていないということだ。
また、フェルディナンド・マルコス大統領(愛称:ボンボン)は、ミンダナオ島のインフラ整備が急務であることから、ミンダナオ島のすべてのプロジェクトを推進することの重要性を一貫して強調してきたという。234億ペソのSIDC橋は、依然としてマルコス政権のインフラプロジェクトの中でも優先順位が高い。
東ミンダナオ大統領補佐官事務所のレオ・テレソ・マグノ氏はプロジェクトの成功には民間と公的セクターの連携が不可欠であることを強調した。マグノ氏は、建設が遅延や混乱なく進む限り、橋の2027年完成目標を達成できると楽観視している。
これに先立ち、国家経済開発庁ダバオ支部(Neda-Davao)は、SIDCがROW(right-of-way:通行権)の問題に関連して挫折し、DPWHの実行が一時的に中断したことを報告した。特にルーカス-ロドリゲス一族から最高裁判所と控訴裁判所で異議申し立てによる法的紛争が過去にあったが、それにもかかわらず、工事は予定通り進んでいる。様々な懸念点を考慮しより多くの人が納得する形で無事建設が終わることを願うばかりだ。
【News】ダバオ市-サマル島間の橋建設、観光団体が珊瑚礁のため計画再編を求める
【News】ダバオ−サマル橋、エクストラドーズド橋で実現可能か