ダバオ市のナイトマーケットは、ロハス通りのものが有名だが、最近は市内各所に着々と数を増やしつつある。去る6月1日にも、ダバオ市トリルにある最新のナイトマーケットが一部営業を開始したと、翌2日に市経済団体(CEE)が発表した。トリル通り第1ナイトマーケットとも呼ばれるトリル・ナイトマーケットの立役者であるManny Noblezo氏によると、このナイトマーケットはマカティ通りとジェネラルラオ通りの間に位置するとのことだ。現在は、食品84店舗、アクセサリーや既製服が各20店舗ずつの出店をおこなっているという。「南部に居住する人々がこのナイトマーケットを訪れる。事業者側には、小規模事業者に機会を提供し、事業主のヘルパーを雇用することができる」とNoblezo氏は、ダバオ市災害ラジオの取材に答えている。トリルナイトマーケットのセキュリティ対策は、ロハスナイトマーケットを踏襲し、ダバオ市警察(以下DCPO)、タスクフォース・ダバオ、公共安全保障事務所などが参加したものとなる。衛生面や食品の安全性に関しては、このナイトマーケットでの販売許可が降りる前に、業者はオリエンテーションと食品取扱セミナーの受講が必須になっていると同氏は語る。また、保健省ダバオ市事務所(以下CHO)も屋台の検査を行う。「ソフトオープンの際にもCHOの職員が立ち会い、屋台を監視していた」とのことだ。グランドオープンについては、市内のナイトマーケットを管理するナイトマーケット運営チーム側では、まだ最終的な話し合いは行われていない。「グランドオープンが決まってしまえば、私たちは市民に周知する。今はまだソフトオープンだけだ」とNoblezo氏は述べた。2016年のナイトマーケット爆破事件や、2020年からのパンデミックにより、ナイトマーケットは一時閉鎖や規模の縮小を余儀なくされた。そこから数を増やし、より多くの市民がナイトマーケットを身近に楽しめるようになったのは、驚異的な回復と言える。経済成長が市民生活を豊かにする過程に立ち会えるのは、この街の良さかもしれない。
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