2022年5月31日(火)、ダバオ市は新型コロナウィルス感染拡大防止対策として実施していたロハスナイトマーケットへの全店舗の営業停止命令を解除した2022年3月以降、市内における新型コロナウィルス感染が落ち着きを見せていることから、さらに出店件数を増やす計画を明らかにした。
市の関係者が地元のラジオ番組に出演し述べたところでは、ダバオ市では新型コロナウィルス感染が落ち着きを見せている現在、地元経済の立て直しが急務となっており、そのためにもロハスナイトマーケット出店件数を増やすことが重要であるとしている。
ロハスナイトマーケットが再開された2022年3月24日の時点では、出店件数が個人事業主も含めて258件と報告されているが、これはパンデミック以前の半数程度に留まっており、市では500店舗以上の出店件数を目指したいと述べている。
また、ダバオ市では出店件数を増やすことが、市の収入増加や経済の回復に役立つと考えており、3月の再開以降、出店している店舗から毎月およそ100万ペソの賃貸料収入があったと報告している。
警戒レベル1が継続するダバオ市ではマスクの着用以外のコロナ規制はほぼ撤廃されているが、長引くコロナの影響もあっていくつかの店舗は未だに休業あるいは閉店したままであり、市内には空き店舗も目立つ。しかしながら、既存の飲食店には人混みが目立ち始めるなど、徐々に賑わいが戻りつつある。