【News】フィリピン国内のCovid-19陽性率がWHO基準の5%を上回る

ダバオオリエンタルのワクチン接種会場

OCTAリサーチの調査グループは4月4日、フィリピンの全国的な新型コロナウイルス感染症(以下Covid-19)の陽性率が、世界保健機関(以下WHO)が定めた基準値5%を上回ったと発表した。

OCTAリサーチフェローのGuido David博士によると、国内のCovid-19陽性率は4月3日の4.7%から、4日には5.8%に再び上昇したとのことだ。

「一時、陽性率は1%に、症例数は100件以下に下がっていたが、現在は300件に達している。来週はまた300件以上になるのではないかと考えている。陽性率も全国規模で上昇し、基準値の5%を上回った」とDavid博士は語った。

陽性率とは、Covid-19の検査を受けた人のうち、陽性の結果が出た人の数を指す。現在のデータはまだ「憂慮すべきもの」ではないが、この数値の増加はウイルスが広がっていることを示すと同氏は強調した。

感染が拡大している地域は、カガヤンデオロ、ミサミスオリエンタル、ジェネラルサントス市、ダバオ市であるという。聖週間(ホーリーウィーク)に突入し、ダバオ市でも人の流れが常時より活発になる。治安ももちろん懸念事項だが、加えて感染症対策にも一層気を配りたい。

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