【News】2023年の聖週間(ホーリーウィーク)のため、ダバオ地方で警備員7,000人の増員

イエス・キリストの受難から復活までを祝う行事として、今年は4月2日から8日までが聖週間となっている。日本における盂蘭盆会(お盆)のように、キリスト教徒の割合が高いフィリピンでの一大イベントに数えられる行事だ。

ダバオ地方ではこの間、市民の安全を確保するため、少なくとも7,000人の警備員が配備される予定であると、4月3日に関係者が語った。

フィリピン警察ダバオ地方支部(以下PROーDavao)の代表者であるEudisan Gultiano氏によると、この警備隊は3,700人の警察官、330人の消防隊及び軍からの増援、さらに村の監視員らを含む3,000人の増員で構成されているという。

これらの警備員は、ダバオ地方内にある304か所の礼拝所、140か所の幹線道路、70か所の交通ハブ、165か所の商業地域、292か所の集散地に配置されると同氏は述べた。

PRO-Davaoの地方支部長であるAlden Delvo氏は、「聖週間(ホーリーウィーク)が平和で秩序あるものになるよう」、警備隊は最善を尽くすと語る。同地方の教会は、それぞれの警察署と連携して警備員の配置を準備している。教会以外にも、警察は市内のターミナルや観光地、ショッピングモールなどでも厳しい警備を実施しているという。

昨年の聖週間は大きな事件なく終えることが出来た。今年はコロナ明けということで、人の出入りが激しくなり、国内旅行の行き先としてダバオを選ぶ人も増えるだろう。「平和で秩序ある」聖週間になることが期待されている。

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