【News】新型コロナウイルス感染者の一時隔離および監視施設(TTMF)が一部閉鎖へ

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新型コロナウイルスの感染状況がかなり改善したダバオ市では、感染者の隔離をおこなう一時隔離および監視施設(TTMF)を一部閉鎖することになった。ホテルや学校などを活用してきたが、学校については対面授業も再開されるため、今後再びTTMFとして利用する予定はないという発言もあった。

3月11日、Covid-19タスクフォース・ダバオのMichelle Schlosser報道官は、数週間以内にホテルなどを活用してきた一時隔離および監視施設を一部閉鎖すると明らかにした。North Inn および Palm Residence Innは3月30日、Mamay Inn および La Vida Innの施設は4月21日に閉鎖するという。また、TTMFとして活用してきた学校も3月8日に閉鎖するとのことだ。

学校については、同報道官は対面授業再開のために隔離施設としての役目を終えると以前語っていた。しかし、教育省ダバオ支部のJenielito Atillo氏は、ダバオ市役所はまだ正式に、学校の隔離施設としての役目を終えるための手続きはしていないと語った。

感染者減にともない、TTMFの利用者も減ってきている。一部施設では、利用者がいない場所も出ているという。さらに、ダバオ市は以前、自宅隔離を容認する市長令を発出しており、今後TTMFの役割というのは減ってくるだろう。この自宅隔離についても、警戒レベル1になってから今後の動向について、正式な発表は出されていない。

今回の隔離施設閉鎖は、感染者が減り続けているダバオ市を印象付ける出来事だった。ダバオ市は新型コロナウイルスと共存する「ニューノーマル」を道を歩み始めている。

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