ダバオ市では新型コロナウイルスの感染状況がかなり改善されており、警戒レベル1になることが期待されている。そのことから、Covid-19ダバオ・タスクフォースは、ゆっくりと「ニューノーマル」に移行していくだろうとコメントした。
2月25日、Michelle Schlosser報道官は、警戒レベル1になると明言はしなかったものの、目指しているとコメントした。そして、ここまで感染状況が改善している要因として、ワクチン接種が進んだことを挙げると、約26万人への5~11歳のワクチン接種も進んでいると述べた。ダバオ市の新型コロナウイルスの陽性率は一時30%代まで上がったが、現在は5%代にまで下がっている。
また、ダバオ市でも「ニューノーマル」に移行するかは、マニラ首都圏(NCR)でおこなわれているパイロットテストとその状況次第だという。ニューノーマル、つまりは警戒レベル1に下がると移動制限はさらに緩和され、各施設も人数制限を撤廃できる。しかし、基本的な感染対策は常に守られなければならない。
新型コロナウイルスの感染拡大からおよそ2年が経つ。いよいよ、ダバオ市では経済活動などがコロナ禍以前まで戻ろうとしている。