ダバオ市ではワクチンの3回目接種(ブースター接種)が進んでいる。これに関して、ダバオ市ではある議論がおこなわれようとしているようだ。
3月11日、Covid-19タスクフォース・ダバオは、各オフィスに「ブースターショットを打たないと入れない方針(no booster vaccine, no entry)」を課すかもしれないと明らかにした。同タスクフォースのMichelle Schlosser報道官は、ダバオ市役所はブースター接種を必須とはしていないが、ビジネスプロセスアウトソーシング(BPO)企業や銀行、モールなどの場所に、安全のためにこの方針を導入してもらえればと語った。ただし、その詳細には触れなかった。
同報道官は、これに加え、ブースター接種をしないと入れない、もしくは働けないという方針は、労働雇用省(DOLE)がこの方針を承諾するか問わず懸念をもつだろうと述べた。しかし、これについての会議をいつ持つかについても言及しなかった。
ブースター接種は、新型コロナウイルスへの耐性をさらに強くすると考えられている。また、ブースター接種により、ダバオ市役所の市民の安全を守るというゴールが達成できるとも述べた。
ダバオ市では、現在もブースター接種が進んでいる。職場などへブースター接種必須の動きが進むか、注目したい。