ダバオ市では、先月末から新型コロナウイルス追跡システム(SafeDavaoQR:DQR)の全面実施に向けて、登録サイトを開始していた。同サイトは、技術的な問題により一時的なメンテナンスに入っていたが、このたび、11月11日に登録サイトが再開されることになった。ただし、その利用は事業者に限られるという。
ダバオ市長のサラ・ドゥテルテ=カルピオ氏は、事業者がDQRを登録するためのリンクを提供すると発表した。同サイトは11月11日から利用可能となる。市長が受けた報告によると、いくつかの事業者は既にQRコードの発行を終え、端末でのスキャンも行なったという。
またサラ市長は、システムが整い次第、個人登録者用のリンクも提供すると語った。ただし、今日までに個人登録の開始日についての言及はなかった。これまでの登録において、既にダバオ市の360,000人がQRコードの登録を終えているようだ。
DQRは11月23日の全面実施を予定しているが、今後の登録状況次第で開始日が前後する可能性がある。これについては、続報を待ちたいと思う。