ダバオ市長のサラ・ドゥテルテ=カルピオ氏は、登録無料をうたうQRコードの売人に気をつけるよう喚起した。サラ市長がQRコードの開始を発表してから、インターネットで先述のようなビジネスに手を出している人物がいるようだ。
このQRコードは今年11月までに開始することを目指しており、新型コロナウイルス(Covid-19)の感染者の動向を追跡するのに役立つことが期待されている。現在、そのシステムを市外のソフトウェア会社に委託しているという。サラ市長によると、市役所がQRコードの申請をするためのリンク、ウェブサイト、その他のアプリなどについて今後知らせるという。
また、情報を正確に記入できれば、すぐにQRコードが発行されることにも言及した。そのため、申請フォームに情報の不一致やわかりづらいものがあると、すぐにQRコードの発行が取り消されるという。同氏は、登録する人に対して正確な情報を入力するよう呼びかけた。
11月の完全実施を目指して、同氏は行政命令をそろそろ出さなければならないと語っている。登録方法などの詳細な情報は、行政命令として、また近いうちに発表されることになるだろう。そのため、決してインターネットにいるQRコードの売人には耳を傾けないでほしいと思う。