【News】南フィリピン医療センター (SPMC)のICU病床率、改善傾向へ

ダバオ地方は、新型コロナウイルス(Covid-19)の感染拡大が進んでおり、毎日100人以上の新規感染者が出続けている。そして、ダバオ市の南フィリピン医療センター(Southern Philippines Medical Center:SPMC)でも、ICU病床率の「危機(Critical)」状態が続いているが、ここに来てようやく減少傾向に転じたようだ。

11月3日現在、SPMCのICU病床率は90.0%、一般の病床率も80.4%にまで達していたという。同様に、ダバオ地方のCovid-19関係のICU病床率も、先月は100%に達していたという。しかし、11月1日をピークにICU病床率が減少し始め、現在は85~90%ほどだそうだ。

SPMCのリチャード・オウダン氏によると、Covid-19患者は既に退院したり、ダバオ市内の一時的な治療および監視施設(temporary treatment and monitoring facility:TTMF)に移され、治療を継続したりしているという。またオウダン氏は、今後も退院する患者が増えていくと見込んでいる。

さらにSPMCの公式発表によると、ダバオ市から私立病院に対し、Covid-19関連病院へ近く転換するよう依頼していることも明らかになった。既に市内の私立病院2院が、徐々にCovid-19患者を受け入れ始めているという。

保健省ダバオ支部によると、11月3日現在、ダバオ市のCovid-19陽性者数は1,058人であり、ダバオ地方内で最も多くなっている。病床数を確保することはもちろん大切だ。しかし、それ以上に大切なのは、一人ひとりが感染防止対策(マスクやフェイスシールドの着用、定期的な手洗い、2メートルのソーシャルディスタンスの確保)をしていくことだろう。