【News】臓器提供を義務化?市内ドクターがドナー法案を推進

南フィリピン医療センター(Southern Philippines Medical Center:以下SPMC)のFranklin Guillano医師は、Richard Gordon上院議員が提出した上院法案 2096「2019年ドナー制度」が、第17議会で可決されなかったことに遺憾の意を表明した。

同法案の内容は、臓器提供に反対しない限り、すべての市民がドナーとしてみなされる「オプトアウト」方式の提供制度を確立するというものだった。なお、臓器提供には上記方式以外にも、死亡時にドナーとなることを当人自ら登録する「オプトイン」方式もある。

Guillano氏によれば、ドイツやカナダのような国では「オプトアウト」方式が認められている一方で、フィリピンではこのような制度に反対する人が多いとのことだ。

同氏は本制度について、臓器移植を必要としている患者を救うためにも、臓器不足を解決できる条例を推進していると説明した。

SPMCには現在、約500人の透析患者がおり、そのうちの70%が臓器移植を必要としているが、ドナーが少ないそうだ。

一部の人はドナー制度への認識がないため、臓器提供を義務づける法律は、ドナー不足の問題解決になるだろう。