【News】マニラ‐ダバオ間のフライトで40名の陽性者を確認、求められる検疫体制と利便性の強化

25日(金)、ダバオ市のサラ・ドゥテルテ市長は、地元のラジオ番組に出演し、21日(月)にマニラからダバオ国際空港に到着した全ての乗客349名のうち、PCR検査陰性証明を持参しないで空港で検疫を受けた人の中から、40名が新型コロナウィルスに感染していたことを確認したと述べた。

同市長は、多くの感染者が今回のフライトで確認されたことに関して、同様に飛行機でダバオに到着した乗客が感染していることが確認されるケースが最近増えてきており、飛行機で非感染者にウィルスが拡散されるリスクを軽減するためには、検疫体制や利便性をより整える必要があるという認識を示した。

また、マニラからの乗客はマニラ国際空港で体温検査や確認を実施しており、問題なく搭乗できていることから、陽性者は無症状である可能性が高いと述べ、到着時のPCR検査の拡充と到着客の連絡先を把握する追跡システムを改善していく意向を示している。

ダバオ国際空港は、フィリピンの製薬会社UNILABの寄付で、PCR検査が空港で実施できる設備を9月24日から整えている。これにより、8時間で100から110の検体を空港内で処理できることになり、検査受けて結果が判明するまでの時間が格段に短縮された。

サラ市長は、コロナ禍においても国内線の増便及び国際線の再開を模索している。ただ、そのためには空港内で感染するリスクを軽減する必要があるため、多くの人が集中する、密になる状態を避ける工夫が求められおり、到着客が検疫を終えて直ちに待機施設に移送され、検査結果を待つ仕組みをいち早く整えたいとしている。

ダバオ国際空港では、出発日時の72時間以内に発行されたPCR検査の陰性証明を到着時に提出するか、あるいは到着時に検疫所でPCR検査を受け、陰性が確認されれば、14日間の自主隔離となる。空港でのPCR検査は無料で実施されるが、結果が判明するまで、待機施設に隔離され、最低でも24時間はかかるとされている。