【News】ルソン島からのバスの乗入れを許可、入境規制を緩和へ

25日(金)、ダバオ市のサラ・ドゥテルテ市長は、地元のラジオ番組に出演し、新型コロナウィルス感染拡大の影響で、入境を制限してきたルソン島からダバオ市内へのバスの乗り入れを許可するという方針を発表した。これにより、マニラからの空路だけではなく、陸路からダバオ市内への入境が可能となる。

同市長は、理想的には新型コロナウィルス感染拡大が続く他地域からダバオ市内への入境は許可したくはないし、それはダバオ市の持続可能な新型コロナウィルス感染対策ではないと付け加えた上で、一方で入境を制限している陸路交通機関を正常化させていかなければならないのも事実であると話した。

フィリピン保健省(DOH)の発表によると、マニラ首都圏は1日あたりの新規感染者数が最も全国で高い状況が続いている。また、同地域は新型コロナウィルス感染症に関する省庁間タスクフォース(IATF)によって、一般コミュニティ防疫(GCQ)に指定されており、非常に厳しい状況が続いている。

サラ・ドゥテルテ市長は、ルソン島からダバオ市内へのバスでの入境においては、検疫体制をダバオ国際空港と同様のものにするとし、同様の検疫体制となれば、陰性証明を持参するかもしくは到着時に検査を受けて、結果が判明するまで市内の隔離施設に待機しなければならない。

しかしながら、ダバオ国際空港では、到着時に新たに設置された検査施設で検体を調べることが可能となっているが、ダバオバスターミナルには同様の施設がなく、フィリピン南部医療センター (SPMC)に検体を運び、調べるとされるため、隔離施設に待機する時間が大幅にかかると予想される。

運輸省傘下の陸上交通許認可規制委員会(LTFRB)ダバオ支部は、ルソン島からダバオ市へのバス運行再開に関しては、現状未定であるとした上で、ルソン島からダバオに到着するまでにサマル、レイテ、スリガオ、ダバオデオロなど経由する必要があるため、他地域との調整が必要であるという認識を示している。