10月に入り増加の一途を辿る、市内における新型コロナウィルス感染拡大の影響で、ダバオ市は全てのコミュニティ、政府機関、民間企業、レストラン、サブディビジョン、ビレッジ、教会などが開催するコミュニティイベント及びクリスマスシーズンのパーティー開催を禁じると発表した。
ダバオ市は、21日(水)にもハロウィンのトリックオアトリートやAll Saints’ Dayのお墓参り等も禁止と公表し、年末まで大人数が集まるイベントやパーティーは全て開催を見送ることで、新型コロナウィルス感染のリスクを回避したいというのが狙いである。
また、クリスマスパーティーについては、家庭内でのパーティー開催は問題ないとしながらも、食材購入や飲食もなどもオンラインショッピングやデリバリーサービスを推奨するとし、なるべく不必要な外出せず、人との接触を極力避けるように推奨している。
ダバオ市の厳しい外出規制や行動制限の背景には、10月に入ってから新型コロナウィルスの感染者が増加の一途を辿っていることがあげられる。ダバオ地方では、 先週末の2日間で新規感染者数が290件確認され、現在感染中とされている患者数は1,154件と、受入れ病院の病床数に空きがなく90%以上が埋まっている状態である。