
沖縄県副知事の大城肇氏率いる代表団がダバオ市を訪れ、長年にわたる沖縄県とダバオ市の強い関係を再確認した。
この訪問は2025年7月23日、ロイヤル・マンダヤホテルにて、セバスチャン・ドゥテルテ市長代行への表敬訪問を目的に行われた。
大城副知事は、代表団が温かく歓迎されたことに喜びを示し、今回がダバオ市訪問の初めての機会であると述べた。また、第二次世界大戦以来築かれてきた沖縄とダバオの深い文化的結びつきを改めて認識した。
副知事は、ダバオ市とのさらなる協力に意欲を示し、とくにダバオ市出身のフィリピン人が沖縄で居住・就労・就学できる機会の提供を推進したいと述べた。
一方、セバスチャン・ドゥテルテ市長代行は、日本の高官と会談できたことを大変光栄に感じていると語った。また、ダバオと沖縄間の直行便開設が、観光や地域の発展に大きく寄与すると期待を示した。
この表敬訪問には、ダバオ市議会議員のアティー・レイチェル・ゾゾブラド氏、マーナ・ダロド=オルティス氏、ラグデ・ニーニョ・イブヤン氏、ダバオ市投資促進センター(DCIPC)責任者のエイプリル・マリー・C・ダヤップ氏、そしてダバオ市情報局(CIO)責任者のハーヴェイ・ジェームズ・ランティクセ氏も同席した。