ダバオ地方農業省(以下DA-Davao)は、今年7月初旬にダバオ市への輸入米の到着が遅れた原因を、最近の東風を含む悪天候にあるとした。この遅れは、ダバオの消費者の間で懸念を引き起こした。加えて、DA-Davaoの地域広報官であるセルソ・ベルガラ氏は、安定した輸出入の実践により供給と需要のバランスが保たれているため、ダバオや全国的に米の不足はないと明言した。
また、国家食糧局(以下NFA)が全国的に安定した安全在庫を維持していると述べた。 市場価格の変動について、価格は売り手によって異なるかもしれないが、商業レベルを超えてはいけないと強く主張されている。特にベトナムなどの近隣の東南アジア諸国から特定の輸入米が高価になる可能性が見込まれているが、DA-Davaoが厳しく価格監視を行っており、過剰価格であった場合は報告することが出来るという。
国家植物検疫サービスによると、近日ダバオ港に3,465メートルトン(MT)または69,300個の50キログラムの米袋が到着したと報告されている。お米が食事の中で欠かせないフィリピンにおいて米不足が起きたら大変なことになるだろう。今後の動向に注目である。
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