ダバオ・デル・ノルテ州知事エドウィン・クヤ・ゴブ・ジュバヒブ氏は、大統領府による二度の連続した停職命令を受けた後、職務に復帰した。 ジュバヒブ氏は、ソーシャルメディアで彼を支持してくれた役人や支持者に感謝の意を示した。 また、今回の停職に関して、「正しく選ばれた役人が具体的な根拠なしに簡単に職を追われることは許されることでは無い」と主張した。
ジュバヒブ氏は、私的な利益のために権限と政府資金を不正使用したとされる告発を受け、2024年4月8日から60日間停職していた。この停職は、議会議員オーリー・アミットが提起した州庁舎発行の車両のリコールに関する苦情により、2024年4月11日に発効された。 ジュバヒブ氏はこれらの申し立てを根拠のないものとし、権力を奪おうとする政治的対立者によるものと主張している。「政治的な嫌がらせ」と呼ばれるものに直面しながらも、ジュバヒブ氏は地方自治体省の命令が出された後も辞任を拒否した。ジュバヒブの復帰は当初6月10日に予定されていたが、北ダバオ電力協同組合(以下Nordeco)からの新たな苦情により、さらに30日間延長されていた。申し立てには、Nordecoのサービス効率や頻繁な停電に対するダバオ・ライト・アンド・パワー・カンパニーの支援集会中の権限乱用と政府資源の不正使用が含まれていた。ジュバヒブはNordecoとの交渉を続けていたが、解決には至らなかった。
約3か月という長い停職命令を受けて、ジュバヒブ氏の職務がその後どうなるか気になっていたが、復帰できたようだ。しかし、停職理由の政府資金の不正利用やNordecoの件について第三者が真偽を確かめる必要があるだろう。
【News】ダバオデルノルテ州知事、権力の乱用の罪で60日間の停職処分
【News】ダバオ市セバスチャン・ドゥテルテ市長、ダバオデルノルテの知事の停職命令を非難
【News】ダバオの情報ポータルサイト「ダバオッチ」でサポーター募集開始!