【News】フィリピン大学 ミンダナオの医師の少なさに対処する制度を検討

ダバオ市ワクチン接種

フィリピン大学ミンダナオ校は、2025-2026年度にダバオ市で初の州立大学医学博士課程(Doctor of Medicine)を制度化し、ミンダナオ島の人口に対する医師の少なさに対処することを目指している。 ダバオ市保健局は、各保健地区において2022年に医師が5万人に1人の割合であったと発表した。

フィリピン総合病院(以下UP-PGH)は、フィリピン大学マニラ校が管理・運営する第三次国営病院だ。UP-PGHレベルのトップクラスの医療システム、臨床研究、最先端技術をミンダナオ島に提供することで、ダバウェンヨだけでなく、ミンダナオ島のコミュニティーの社会的・医療的ニーズを支援することが期待される。

フィリピン大学ミンダナオ校の新学長アンジェロ・ヒメネス氏は、「世界保健機関(WHO)は、人口1,000人に対して医師1人の配置を推奨しています。私たちは、5万人に1人という割合であり、人々の健康について非常に心配しています。来年までには、フィリピン大学ミンダナオ校に医科学部を設立できることを願っています」と述べた。 このプログラムは、研究室用建築物の建設を含め、厳密な学術計画が現在進行中である。

大学は、地元と国のニーズによりよく応えるために、その学術的内容を大幅に改善する。また、入学手続きも近代化し、州からの補助金による一流の高等教育をより公平に受けられるようにすると、ヒメネス氏は語った。 このプログラムに加え、同大学は新たに2つの科学修士号(MS)、起業家準学士プログラム、土木工学の新プログラムの導入を計画している。これらの新プログラムの開設は、2009年までに学生数を1,400人から5,000人に増加させることを目標とするフィリピン大学ミンダナオ校の「学生5,000人への道」の幕開けとなるだろう。  

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