【News】フィリピン南部医療センター、大気汚染は肺がんの原因になると主張

ダバオ市内

フィリピン南部医療センター(以下SPMC)の関係者は大気汚染は肺がんの原因であると語った。SPMC内科腫瘍科のアーサー・グレゴリー・ルイ医師は、11月17日に開催されたKapihan sa PIAの中で、「非喫煙者における大気汚染から肺がんへの経路が特定された」と題されたESMO会議2022で発表された研究に言及し、大気汚染が公衆衛生に与える影響を議論することの意義を強調した。

喫煙が肺がんの要因であることはよく知られているが、非喫煙者や喫煙経験のない人もリスクに直面していることをルイ氏は指摘した。副流煙、化学物質、放射線への曝露、家族歴などの要因が、この層の肺がん診断に寄与している。

ダバオ市における包括的禁煙条例の影響を見て、ルイ氏は非喫煙者と喫煙経験のない人に関連する肺がん症例の増加を指摘した。SPMCでは、50歳以上の肺がん症例が週に4~5件新たに発生し、その85%はすでにステージ4である。

早期発見が重要であるとルイ氏は強調し、肺がんには喫煙歴のある人に対するスクリーニング検査があると述べた。予防法としては、禁煙、煙にさらされないこと、BMIを正常に保つこと、運動量を増やすこと、バランスの取れた食生活を心がけることなどが挙げられる。

さらに、国家統合管理法としても知られる共和国法第11215号は、がん患者に質の高い医療サービスを提供することを目的としている。SPMCは、医薬品の調達が必要な場合もあるが、無料のがんサービスを提供している。SPMCは、肺関連疾患に対応する専門の肺研究所を設立し、サービスを拡大する計画である。

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