【News】弾丸が体内に残るフィリピンワシを救助、違法狩猟の反対を呼びかける

フィリピンイーグル

フィリピン・イーグル財団(以下PEF)は、フィリピンワシの幼鳥が救助され、検査の結果エアガンの弾丸2発で負傷していることが判明したことから、山間部での違法狩猟が後を絶たないことに警鐘を鳴らした。

この猛禽類は2月24日、ブキドノン州パンガントゥカン町で保護された。PEFの運営ディレクターであるジェイソン・イバニェス博士は、違法な狩猟活動がフィリピンワシを含む野生生物種を脅かし続けていると述べた。 彼によると、マラゴスにある財団のフィリピンワシセンターでは、2019年以来19羽の鳥を救助・治療しており、そのうち9羽が銃による負傷だったという。

「これらのケースのほぼすべてにおいて、エアガンが射撃の武器であったことは憂慮すべきことです」とイバニェス氏は述べた。

エアガンは技術的には銃器ではないので、法律で規制されておらず、特に野生動物法の執行が弱い高地では、エアガンは野生動物の狩猟や射撃に非常に利用しやすい道具になっているそうだ。 今回保護されたワシは、アニマル・ウェルネス・クリニックでの健康診断とレントゲン撮影によって、エアガンの弾丸が、右の鎖骨の上と右の大腿部に突き刺さっていることが確認された。 現在ワシは、マラゴスにあるセンターの隔離リハビリ・ペンに移され、食欲旺盛で、リハビリ処置にもよく反応しているそうだ。

ワシをはじめとする野生動物たちをこれから保護していく為には、エアガンの規制を見直す必要がありそうだ。

【News】捕獲された片目のフィリピンイーグル、野生には戻すには不適当と判断

【News】フィリピンイーグルの感電死を防ぐ電線絶縁プロジェクトが北コタバトで始まる

【News】ダバオの情報ポータルサイト「ダバオッチ」でサポーター募集開始!

ニュース記事をもっと見る

Hello world tours

ビザ・レンタカー・通訳・翻訳なら | ダバオの日系旅行会社