【News】深刻化する渋滞問題、マニラの鉄道会社が注目

ダバオのジープニー

人口と訪問客の増加によって渋滞問題が深刻化しているダバオ市。このような問題に対処しようと、市政府はその解決案や提案の受け入れを行ってきている。

そして8月28日、マニラに拠点を置く鉄道会社Philtram Transportation Consortium、Inc.より、都市の交通渋滞の解決に繋がる高速路面電車システムの設立が提案された。「Davao Rapid Tram」(DRT)は一度に300名もの乗客を収容することができ、その輸送力に期待がかかる。

DRTはスマートテクノロジーで誘導されるほか、周辺の車両との衝突を避けるセンサーも内臓している。さらにDRTは障害者や妊婦、高齢者、ならびに子供たちにフレンドリーな設計となっているとのことだ。

気になる運賃についてだが、提案価格は10ペソ、ループの場合は15ペソになるそうだ。同提案が市政府により承認された場合、ダバオ市は国内初の路面電車システムを持つ都市になる。