ダバオの国家高齢者委員会（以下NCSC）地方事務所は、各政府機関と連携し、共和国法第11982号に基づく初の現金給付配布を同時に開始した。この制度は、高齢者の貢献を称え、経済的支援を提供することを目的としている。
現金給付に加え、高齢者の健康と福祉を向上させるための各種政府サービスも提供された。現場では、フィルシス国民識別証およびフィルヘルスコンサルタ登録が行われ、高齢者が無料の診察、検査、予防医療を受けられるよう支援された。
フェルディナンド・ボンボン・R・マルコス大統領は、高齢者が社会の指導者であり、次世代の道しるべであることを強調し、拡大高齢者法の下での各種給付を再確認した。この法律には、公共料金（電気・水道）の割引、医療、交通費、医薬品の割引、さらに低所得高齢者向けの月額1,000ペソの年金が含まれる。
大統領はまた、家族や若い世代に対し、高齢者を大切にし、尊重し、支援するよう呼びかけ、その貢献が国の発展に大きく寄与していることを強調した。
高齢者支援金の効率的かつ迅速な配布を確実にするため、高齢者事務局のロレンツォ・C・ボルハ所長は、拡大百寿者プログラムの給付は毎月決まったスケジュールで行われ、毎月15日に締め切りが設定されていると説明した。対象となる高齢者は、80歳、85歳、90歳、95歳に達した際、5年ごとに給付を受けることができる
ダバオ市内では、約8,000人の高齢者がこのプログラムの恩恵を受ける見込みであり、申請状況に応じて適宜資金が確保・調整される。
