台風ティノ(国際名:カルマエギ)がもたらした甚大な被害を受け、ダバオ・ライト・アンド・パワー・カンパニー株式会社(以下ダバオ・ライト社:Davao Light and Power Co.)は、2025年11月4日、被災したセブ地方の電力復旧を支援するため、2チーム計12人の電線工を派遣した。
アボイティズ・パワー社(AboitizPower)の子会社であるダバオ・ライト社は、セブ市および周辺地域に電力を供給する姉妹会社のヴィサヤン・エレクトリック社(Visayan Electric)と連携し、台風ティノの強風と豪雨で損傷した電力インフラの修復や、送電線の復旧を迅速に進めるため、人員と資材を総動員している。
ダバオ・ライト社のこの取り組みは、「助け合いの精神(Bayanihan Spirit)」を体現しており、地域社会への支援姿勢を示すものとなっている。
ヴィサヤン・エレクトリック社は、台風ティノの影響により、セブ首都圏および周辺地域で大規模な停電が発生したと発表した。台風の強風で多数の配電線や電柱が倒壊し、数千世帯が停電の被害を受けている。
ダバオ・ライト社は、ダバオ市およびダバオ・デル・ノルテ州の自社サービスエリアは安定しており、必要に応じてビサヤ地方への支援に即対応できる待機チームを配置していると発表した。







