ロドリゴ・ロア・ドゥテルテ大統領は2月6日~10日の4日間にわたってマラカニアン宮殿にて開かれる会食に、683人の元反政府戦闘員を招待したことを明らかにした。
1月24日に開かれたAFP-PNP報道陣記者会見で、1003隊の隊長エルネスト・トレス氏は「降伏の意を示したNPA兵士はマニラに発ったのち、マラカニアン宮殿で行われるドゥテルテ大統領との会食に参加する予定だ」と発表した。
元NPA兵士との会食は2回予定されており、1回目はフィリピン軍のレイ・レオナルド・ゲレロ参謀総長が、そして2回目はドゥテルテ大統領が同席することになっている。
東ミンダナオ司令部は2017年12月21日、683人の降伏兵をドゥテルテ大統領に報告した。その後大統領は彼らに対し、社会復帰を希望する戦闘員たちに向けた政府プログラムについて伝えている。同会食は、降伏者たちに対し、平和で住みよい国家の構築に向けた活動に協力していくよう奨励することが目的となっている。