【News】ダバオ・オクシデンタル州内のバランガイ・キャプテンが銃撃される

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2025年8月30日、ダバオ・オクシデンタル州マリタ町トゥバラン村で、バランガイ・キャプテン(行政区長)が白昼に銃撃され死亡し、同行していた2人も負傷した。警察は現在も犯行の動機を捜査中で、特定には至っていない。

亡くなったのは、マリタ町パンガレオン村のバランガイ・キャプテン、イサベロ・ジェド・マシウェル2世と確認された。負傷した同行者2人は「ベニー」と「エティング」の通称で知られ、ともに地元住民とみられている。

警察の初動調査によると、マシウェル氏は午後2時40分ごろ、トゥバラン小学校を訪れ、新校舎を建設している労働者へ給与を届けるために現地にいた。直後、武装した正体不明の4人組が現れ、マシウェル氏らに向けて発砲したという。

容疑者らは犯行後すぐに現場から逃走し、労働者の給与として用意されていた50万ペソ以上の現金を奪ったとみられている。

駆けつけた救急隊により、「ベニー」と「エティング」は治療のためディゴス市の病院に搬送されたが、マシウェル氏は複数の銃撃を受け、その場で死亡が確認された。

この事件を受け、マリタ町のベンジャミン・ジョセフ・バウティスタ・ジュニア町長は「残酷かつ卑劣な行為」と強く非難し、犯人の早期逮捕と法的責任の追及を当局に求めた。

バウティスタ町長は声明で、「マリタ町の町長として、パンガレオン村のバランガイ・キャプテン、ジェド氏の残忍な殺害を断固非難します。この卑劣で非人道的な犯行に対し、関係当局が速やかに加害者を法の下に裁くよう強く要請します」と述べた。

マリタ町警察署は現在、容疑者の特定と逮捕に向け、緊急追跡および徹底捜査を進めている。

警察は、この襲撃が計画的な殺害か強盗未遂かについても捜査を進めており、現場の証言や証拠を基に事件の全容解明を目指している。

マシウェル氏は、2025年にダバオ地方で銃撃された最初の選出公職者となった。

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